ずっとこの手を離さずに
2006年1月19日 LOVE コメント (1)今日は色々あった。
一言で言うなら、別れの危機がいきなり訪れた。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今日もいつものように朝からメールしていた。
まずは会う予定だった平日が用事で会えなくなったと言う話だった。
そして、もう一つ言わなあかん事があるといわれた。
そのもう一つ言わなあかん事と言うのは、
用事で二日ほど会えなくなったと言う事のおまけかのようなその口ぶりから
感じられる物のスケールを遙かに超える話だった。
「うち、好きな人できたねん。」
ホンマに「は?」って感じだった。まさにパニくるって奴。
昨日、日記には書いていないけど、リナと遊んだ。
その時だって、今まで通り、
リナは「結婚したい」とか「うちの事絶対捨てたらあかんで」とか言っていた。
それなのに今日いきなりソレだから、パニくるのも無理はないだろう。
登校中に言われたもんだから、
学校でもローテンションで、授業なんてもともと身に入らないのに更に身がはいらなかった。
・・・早退して二人のこれからについて話し合う事にした。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
メールの段階で、リナには別れる事を決めているそぶりが見れたし、
俺もそれを感じ取っていたから、別れを覚悟した上での話し合いだった。
それでもリナと会う時間が近づくと
・・・今日は不安や緊張でいっぱいだった。
いつもは楽しみなリナを待つ瞬間が・・・怖くて仕方なかった。
同じ人間と会うのにこんなに違うなんてね。
・・・話し合いの内容をごたごた並べるとキリがないので、要点だけにする。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
俺は、別れたくなかったし、
何よりもリナは俺のことが嫌いになったわけでも、
その好きな人と付き合うために別れたいわけでもないらしい。
聞いた話によると、リナが別れたいのは、
リナ自身が彼氏以外に好きな人が居るというのが嫌だからと言う信念的な理由らしかった。
お互いに不満は無い。だけど、別れる。
そんな事はとても納得がいかなかった。
だからこそ、必死こいて自分の想いをアピールして、頑張って説得した。
その甲斐あってか、別れを決意してきたリナも、
流石にすんなり別れを踏み出せないようで、かなり迷っていた。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
俺は、その流れでこの話し合いの解決に絶対必要な二択をつきつけた。
「このまま付き合うか」、それとも「別れるか」。
リナは「別れたくないけど・・・付き合っていたいけど・・・でもなんかなぁ・・・」って永遠と泣きながら悩み続けていた。
・・・一向にその二択に対する答えを出さない。
「やっぱ付き合っておく」って答えに傾いたかと思えば、
「やっぱ別れようかな」って答えに傾いたり。
まさに優柔不断と言う言葉そのものだった。
話し始めて何時間経過しただろう。
話し合いは同じ事を永遠と繰り返した。
付き合っていたいと言いつつ、
別れたいととれるような事も口走るリナに愛想がつきた俺は、
「別れたいんか?」と問い詰めまくった。
これも例のごとく、かなり悩んでいたけど、
リナは「じゃあ・・・別れる」と別れの答えを導き出した。
俺はそれを聞いて「そうか、わかった。じゃあね」と普通にその場から立ち去ろうとした。
だけど、やはり名残惜しく・・・すぐその場に立ち止まってしまった。
やっぱりお互いに何の不満もないのに、別れるなんて嫌だ。
・・・だから、確認した。
「ホンマにそれでええんか?」って。
すると、リナはまた悩みだす・・・。
愛想がつきたという表現をこの日記で使うのは二度目になるけど、本当に愛想がつきた。
「もうええわ。俺から言う。俺と別れて。じゃあね」と簡潔に、そして冷たく言い放つと、
今度は本当にリナを置いて歩き出した。
さっきみたいにすぐに立ち止まる事もなく・・・。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
だけど、やっぱり気になって、帰り道の途中で立ち止まって振り返った。
するとリナが泣きじゃくりながらトボトボ歩いてきた。
・・・もし立ち止まっていなければ、本当にそのまま別れていただろう。
俺は、立ち止まったままリナの到着を待った。
そして手を差し出しながらこう言った。
「これが本当に最後の質問な。俺とホンマに別れたいん?
・・・俺とやっぱり付き合っていたいって思うなら、この手を握って。
本当にこのまま別れて良いなら無視して歩き出せば良いから。」
リナは、少し間をおいた後、小さい子供がお母さんの手を引っ張るかのように
俺の手をちょびっとだけつかんでぎゅって握った。
俺は内心一息つきながら、
ニコっと微笑むといつものように恋人繋ぎに手を絡めて、歩き始めた。
・・・俺のこんなにどろどろした文章でちゃんと伝わっただろうか?
俺らは結局別れなかった。
その手をつないだまま、いつものようにマクドナルドへと向かった。
・・・いつまでも、ずっとこの手を離さずにいたい。
終わってみれば、そんな思いが再確認出来た一日だった。
ただ、本当に大変なのはこれからだ。
いつ、今度こそ別れることになるかもわからない。
いつ、その男の方に傾くかもわからない。
いつ、俺を嫌いになるかもわからない。
そんな状態なわけだ。
・・・しばらく気の抜けない厳しい道を進むことになりそうだ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ちなみに奈美の時は、「好きじゃなくなってきたかも」って事が何度もあったけど、それとは似てるようで違うと思っている。
「好きやけど・・・」の状態。
奈美の時のように好きに戻せることが出来れば良いってわけではなくて、
「好きやけど・・・」の「やけど・・・」の部分を解消しないといけない。
だが、どうやったら解消出来るのかわからない。
・・・俺にとってこんな状態は、初めての経験だ。
そんな未知なる状態を余儀なくされた俺・・・。
本当に大変なのは、確実にこれからだ。
一言で言うなら、別れの危機がいきなり訪れた。
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今日もいつものように朝からメールしていた。
まずは会う予定だった平日が用事で会えなくなったと言う話だった。
そして、もう一つ言わなあかん事があるといわれた。
そのもう一つ言わなあかん事と言うのは、
用事で二日ほど会えなくなったと言う事のおまけかのようなその口ぶりから
感じられる物のスケールを遙かに超える話だった。
「うち、好きな人できたねん。」
ホンマに「は?」って感じだった。まさにパニくるって奴。
昨日、日記には書いていないけど、リナと遊んだ。
その時だって、今まで通り、
リナは「結婚したい」とか「うちの事絶対捨てたらあかんで」とか言っていた。
それなのに今日いきなりソレだから、パニくるのも無理はないだろう。
登校中に言われたもんだから、
学校でもローテンションで、授業なんてもともと身に入らないのに更に身がはいらなかった。
・・・早退して二人のこれからについて話し合う事にした。
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メールの段階で、リナには別れる事を決めているそぶりが見れたし、
俺もそれを感じ取っていたから、別れを覚悟した上での話し合いだった。
それでもリナと会う時間が近づくと
・・・今日は不安や緊張でいっぱいだった。
いつもは楽しみなリナを待つ瞬間が・・・怖くて仕方なかった。
同じ人間と会うのにこんなに違うなんてね。
・・・話し合いの内容をごたごた並べるとキリがないので、要点だけにする。
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俺は、別れたくなかったし、
何よりもリナは俺のことが嫌いになったわけでも、
その好きな人と付き合うために別れたいわけでもないらしい。
聞いた話によると、リナが別れたいのは、
リナ自身が彼氏以外に好きな人が居るというのが嫌だからと言う信念的な理由らしかった。
お互いに不満は無い。だけど、別れる。
そんな事はとても納得がいかなかった。
だからこそ、必死こいて自分の想いをアピールして、頑張って説得した。
その甲斐あってか、別れを決意してきたリナも、
流石にすんなり別れを踏み出せないようで、かなり迷っていた。
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俺は、その流れでこの話し合いの解決に絶対必要な二択をつきつけた。
「このまま付き合うか」、それとも「別れるか」。
リナは「別れたくないけど・・・付き合っていたいけど・・・でもなんかなぁ・・・」って永遠と泣きながら悩み続けていた。
・・・一向にその二択に対する答えを出さない。
「やっぱ付き合っておく」って答えに傾いたかと思えば、
「やっぱ別れようかな」って答えに傾いたり。
まさに優柔不断と言う言葉そのものだった。
話し始めて何時間経過しただろう。
話し合いは同じ事を永遠と繰り返した。
付き合っていたいと言いつつ、
別れたいととれるような事も口走るリナに愛想がつきた俺は、
「別れたいんか?」と問い詰めまくった。
これも例のごとく、かなり悩んでいたけど、
リナは「じゃあ・・・別れる」と別れの答えを導き出した。
俺はそれを聞いて「そうか、わかった。じゃあね」と普通にその場から立ち去ろうとした。
だけど、やはり名残惜しく・・・すぐその場に立ち止まってしまった。
やっぱりお互いに何の不満もないのに、別れるなんて嫌だ。
・・・だから、確認した。
「ホンマにそれでええんか?」って。
すると、リナはまた悩みだす・・・。
愛想がつきたという表現をこの日記で使うのは二度目になるけど、本当に愛想がつきた。
「もうええわ。俺から言う。俺と別れて。じゃあね」と簡潔に、そして冷たく言い放つと、
今度は本当にリナを置いて歩き出した。
さっきみたいにすぐに立ち止まる事もなく・・・。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
だけど、やっぱり気になって、帰り道の途中で立ち止まって振り返った。
するとリナが泣きじゃくりながらトボトボ歩いてきた。
・・・もし立ち止まっていなければ、本当にそのまま別れていただろう。
俺は、立ち止まったままリナの到着を待った。
そして手を差し出しながらこう言った。
「これが本当に最後の質問な。俺とホンマに別れたいん?
・・・俺とやっぱり付き合っていたいって思うなら、この手を握って。
本当にこのまま別れて良いなら無視して歩き出せば良いから。」
リナは、少し間をおいた後、小さい子供がお母さんの手を引っ張るかのように
俺の手をちょびっとだけつかんでぎゅって握った。
俺は内心一息つきながら、
ニコっと微笑むといつものように恋人繋ぎに手を絡めて、歩き始めた。
・・・俺のこんなにどろどろした文章でちゃんと伝わっただろうか?
俺らは結局別れなかった。
その手をつないだまま、いつものようにマクドナルドへと向かった。
・・・いつまでも、ずっとこの手を離さずにいたい。
終わってみれば、そんな思いが再確認出来た一日だった。
ただ、本当に大変なのはこれからだ。
いつ、今度こそ別れることになるかもわからない。
いつ、その男の方に傾くかもわからない。
いつ、俺を嫌いになるかもわからない。
そんな状態なわけだ。
・・・しばらく気の抜けない厳しい道を進むことになりそうだ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ちなみに奈美の時は、「好きじゃなくなってきたかも」って事が何度もあったけど、それとは似てるようで違うと思っている。
「好きやけど・・・」の状態。
奈美の時のように好きに戻せることが出来れば良いってわけではなくて、
「好きやけど・・・」の「やけど・・・」の部分を解消しないといけない。
だが、どうやったら解消出来るのかわからない。
・・・俺にとってこんな状態は、初めての経験だ。
そんな未知なる状態を余儀なくされた俺・・・。
本当に大変なのは、確実にこれからだ。
コメント
文章伝わってますよ。
とりあえず、寝てね☆