冷め行く自分とMMOの中毒性について

冷め行く自分がいる。

かつて、
ゲームをするために重たいランドセルかついで必死こいて走って帰宅していた俺、
何かに熱くなって毎日PCしていた俺、
まるで狂ったように朝から晩までMMOしていた俺・・・
多くのMMOでツワモノだと呼ばれるまでの廃人に成長した俺・・・・・・
所詮、むなしいだけなんだよな。

PCの中の世界が充実しても何も無い。

ゲームで強くなって何があるんだろう。

当時、熱くなっていたゲームと言う物を楽しめなくなった自分がいる。

そういえば、MMOをしていた頃にも一度だけ思った事があったな。

楽しいからやっているはずのMMOが、
いつの日からか苦痛になっているなぁ・・・。
って。

果てしなく続くLV上げだとか、他の奴とのどっちが先に強くなるか競争だとか、
苦痛になってるのを知りながら、それでも必死こいてやってる自分に嫌気がさして、
俺はMMOをやめたんだっけな。

今の想いはアレと一緒かな。

PCに何時間も時間費やして、俺は何がしたいんだろう。

最近はあてもなく、興味のある事を調べている。

HP作ったりMMOやったりして、
ある程度、PCの技術をつけてきた俺も原点に戻るときが来たんだなと思う。

「HPの更新なんてめんどくせえ」
「MMOのLV上げとかかったりぃ」

原点に戻って、趣味をただ単にただ楽しく調べているだけ。

これがむしろPCやっていく上での完成型なのかも知れない。

俺が冷めただけだろうか。
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MMOには凄く中毒性があると思う。

ハマっていた自分を弁護するつもりじゃないが、
MMOをやっている人間、ハマっている人間なんてかなりの数の人間だ。
何千万とか何億だとか、そういうLVだ。
それも半数以上は大人だろう。
社会人向けのゲームと言う観方が一般的だ。

大人になってもハマってしまってる人間はたくさんいるわけだ。

でも、内容自体は単調なで狩り、LV上げの繰り返し。
「あの装備をするぞ」
「あの強敵を倒したい」
「あの人に追いつきたい」
いつしか人はそんな念にとらわれていく物だが、
どれもこれも魔物を倒して強くならねば実現しない。

気が付くと「しんどい・・・でも、やらなきゃ・・・」

こうなってしまっている。

何故だろうなぁ・・・
自分がLV50、相手がLV50。
互角の強さを持っている人間がいたとする。
1日俺がゲームしなくて、向こうだけLV55になっていたとする。
とんでもなく『悔しい、差を縮めなければ！』などと言う念に追われる。

「マイペースでいこう！」「人なんて気にしない！」とはなかなか出来ない。

気が付くと、ツワモノになりたくて、ただ漠然とゲームする。

廃人と言う奴だ。

朝から夜まで、同じことの繰り返し。
狂ったようにゲームをしても、「やめたい」と思わない。
それが廃人の正体だ。

あきてゲームをやめるかと思えば、別のゲームでまた廃人となる。

部活をやめて以来、廃人気味だった俺を救ったのは、集中力の無さだろう。

永遠と同じことをしているなんて、
集中力の無い俺には苦痛を早く覚えさせた。
誰もが「え？もうあきたのかよ」と言う瞬間にあきていった。
まぁ・・・あきても尚やっていたし、
そのあたりにも中毒性を強く感じるが、
今MMOのために、
睡眠、生活、財力を削ってしている人には、
俺のように気付いて欲しいと思う。

果てしない狩りの先にあるものなんて無いと言うことを。