2泊3日の修学旅行から帰ってきました。
嬉しいような寂しいような・・・。
まぁ、学校固有のイベントの事(どこまわったとか何やったとか)書いてもつまらないと思うので、
まじで暑苦しかった覗き隊勝手に命名について書いてみようじゃないか。

そう、奴ら(自分含む)は、猛獣でした。

女風呂が覗きたい。
その一心だけで床に這い蹲り、
覗き主犯格が持つ一つの鏡を覗くため、
・・・少しでも良く見える位置へ頭を動かすため、
戦いながら、お風呂を覗いたのです。

話を少し整理してやろう(何様)。

まず、お風呂は3Fにある。
男子の部屋があるのは4F。
つまりは、良くある覗きシーンの草むらからとか柵の間から・・・などではない。
なんせ、3Fだから空でも飛べない限り、覗くことは出来ない。
俺たちは、アンパンマンじゃないから無理だ。

俺たちがとった手段は、浴場の真上の部屋のベランダから鏡を使って反射させるという物。
小さい鏡だったが、それに何人もの視線が突き刺さる。

なんせ鏡なんだ。
見る場所が少しずれるだけでうつるものはまるで違う。
皆、少しでも裸が見える場所をとるために必死で押し合い、場所取り合戦が生まれる。

息が荒い奴、鼻血を出した奴(若干一名)、何者かに殴られ苦しんでる奴、息がしにくいと騒いでる奴、そんな状況でも「上のるで?」と了解を得ようとしている奴。

一見するとゲイにしか見えないぐらい男同士ベタベタした騒ぎだった。

1.5平方メートル程度の面積に10人弱もの数の男達が密集しているのを想像してくれれば、
少しは近いものが想像できるかもしれない。

そんな中。

一人のまじめ人間。
・・・いや、元まじめ人間は言った。
「男の本能だ」

誰もが耳を疑った。
まじめでエロには興味無い。
そう思われていた、そう自称していた・・・
そんな彼が口走った台詞だったからだ。
奴はもうまじめじゃない。
まじめを卒業したんだ。
そう悟った瞬間でもあった。

まぁ、これらを書いて、
読んだ者に映像が送られるわけでも、
面白いと笑わせられるわけでもない。

しかし、あの一時・・・
俺らは確かにパッと燃え上がった。

仲が良い良くない、まるで気にせずベタベタしあった。

あの瞬間・・・
   共通の目的、共通の興味。

それらが作り出した一つの友情だったのだ。
あの一時・・・何よりも忘れがたい、しかし決して公に話す事の出来ない・・・特殊な思い出と言えるだろう。

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